今回ご紹介するのは映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』です。
ハリー・ポッターの魔法ワールドのシリーズとして映画化された最新シリーズの第1作目をご紹介します!
ファンタスティック・ビーストの最新作のあらすじと感想はこちらから↓
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の作品情報
作品情報
作品名 | ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 |
原題 | Fantastic Beasts and Where to Find Them |
監督 | デビッド・イェーツ |
脚本 | J・K・ローリング |
出演 | エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストン ダン・フォグラー アリソン・スドル エズラ・ミラー コリン・ファレル ジョニー・デップ |
製作国 | アメリカ |
公開日時 | 2016年11月23日 |
上映時間 | 133分 |
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の登場人物とキャスト
写真 | 役名・キャスト・概要 |
---|---|
ニュート・スキャンダー (エディ・レッドメイン) 魔法動物を愛しており研究するために世界中を旅する魔法動物学者。 | |
ティナ・ゴールドスタイン (キャサリン・ウォーターストン) MACUSA(マクーザ)と呼ばれるアメリカ合衆国魔法議会で働く魔法使い。クイニーの姉。 | |
ジェイコブ・コワルスキー (ダン・フォグラー) 缶詰工場で働くノーマジ(マグル)でパン屋になることが夢。銀行でニュートと出会い魔法の世界を知ることに… | |
クイニー・ゴールドスタイン (アリソン・スドル) ティナの妹。人の心を読むことができるレジリメンスである。 | |
クリーデンス・ベアボーン (エズラ・ミラー) メアリー・ルー・ベアボーンの養子。内気な性格で孤独。義母から虐待を受けている。 | |
メアリー・ルー・ベアボーン (サマンサ・モートン) 新セーレム救世軍と呼ばれる過激な結社のリーダー。ノーマジでありながら魔法使いがこの世界に存在すると信じており根絶を目指す。 | |
パーシバル・グレイブス (コリン・ファレル) MACUSE(マクーザ)の長官を務める闇祓い。彼の本当の姿とは… | |
グリンデルバルド (ジョニー・デップ) 史上最悪と言われる闇の魔法使い。 |
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のあらすじ
アメリカに訪れるニュート・スキャマンダー
1926年、世界では魔法使いとノーマジと呼ばれる非魔法の人間との間で争いが激化する不穏な状況が広がっていた。
アメリカの魔法議会議長ピッカリーは冷静になるよう促していた。
その頃、イギリスの魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは、トランクに魔法生物を隠してアメリカに入国した。
入国審査でトランクを調べられるがトランクには仕掛けが施されておりノーマジに中身がバレないようになっていた。
銀行で出会うニュートとジェイコブとティナ
ニューヨークでは、魔法による建物の倒壊が相次ぎ、不安が広がっていた。
新セーレム救世軍のリーダーであるベアボーンは、魔女狩りを奨励する演説を行い、状況をさらに煽っている。
偶然にもその場にいた魔法動物学者のニュートは、トランクから逃げ出したニフラーを追い銀行に入ると銀行で貴金属を漁る様子を目撃する。
一方、融資の申し込みに来ていたジェイコブは、ニュートが落とした卵を拾い、ニュートに話しかけると彼と一緒に銀行の金庫に引き込まれてしまう。
ニュートは銀行の金庫を魔法でこじ開けニフラーを捕まえる。
警備員から逃れるために魔法を使って外に移動したニュートは、ジェイコブの記憶を消そうと試みるが失敗して逃げられてしまう。
その様子を目撃したMACUSA(マクーザ)の職員であるティナは、魔法生物を持ち込んだ罪でニュートを連行しようとするが、上司のグレイブス長官は彼女を相手にしなかった。
ジェイコブは間違えてニュートのトランクを持ち帰ってしまう。
トランクの中から出てきた生物に噛まれてしまった。また、別の生物も窓から飛び出して行ってしまう。
トランクが入れ違ったと気付いたニュートはジェイコブの部屋に訪れると彼の部屋はボロボロになり体調を悪そうにしたジェイコブが横たわっていた。
ニュートは彼を噛んだ生物を回収するが、ニフラーは見つからなかった。
ジェイコブの具合が悪いので、ニュートとジェイコブはティナの家に行くことになる。
そこにはティナの妹で心を読む能力を持つクイニーがいた。
ジェイコブはクイニーに一目惚れし、彼女もまた彼に惹かれていく。
この先は物語の結末やネタバレを含みますので閲覧には充分ご注意ください!!
新セーレム救世軍の指導者ベアボーン
新セーレム救世軍の指導者であるベアボーンは、養子たちとともに新聞社を訪れ、最近の事故が魔女の仕業だと主張するが、信じてもらえずその場を立ち去る。
その中で、上院議員の長男は救世軍の青年クリーデンスを変人扱いして追い返した。
クリーデンスは街でビラを配り、その後、魔法議会のグレイブスと密かに会っていた。
グレイブスは巨大な魔力を持つ子供がいると知り魔法界に利用するためクリーデンスに協力を求め、子供を探し出そうとした。
義母から虐待を受けていたクリーデンスは実は魔法使いの家系だった。
しかし、彼自身は魔法が使えなかった為、グレイブスに頼み魔法を教えてもらうことと引き換えに子供を探し出すことを約束した。
魔法動物を探すニュートとジェイコブ
ニュートはジェイコブをトランクに招き入れ、傷の手当をした後、多くの魔法動物を紹介した。
ジェイコブはトランクの中を散策し雪の中にポツンと浮かんだ黒い霧のようなものに近づく。
すると、ニュートは血相を変えて離れるように言った。
それはオブスキュラスという子供が生み出してしまうという強力な魔力を持ったものだったのだ。
その後、街へ出かけた2人はニフラーを探し、宝石店で見つけるが、駆けつけた警察に追われてしまう。
なんとか逃げ出した2人は動物園でエルンペントという巨大なサイのような魔法動物の捕獲に成功するが、ティナに見つかり魔法議会に引き渡されてしまう。
魔法議会に連行されたニュート
上院議員ヘンリー・ショー・ジュニアが演説中に襲われ殺害されるという事件が起こり、その犯人として魔法動物が疑われる。
犯人はオブスキュラスであると主張するニュートに対し、議長はそれを生み出す者がアメリカにはいないと反論し、トランクが押収され、ニュート、ジェイコブ、ティナまでもが逮捕されてしまった。
ティナは牢屋の中で、魔法動物の安否を気にかけるニュートに謝罪した。
ニュートはティナにオブスキュラスについて解説し、その持ち主は10歳以下で命を落としてしまう不安定な闇の力だと説明した。
ニュートはティナとともにグレイブスの尋問を受ける。
グリンデルバルドの信奉者ではないと主張するが、ニュートのトランクから研究の為に所有していたオブスキュラスが見つかってしまう。
グレイブスはニュートとティナの死刑を命じた。
死刑となったニュートとティナ
クイニーはティナの危機を察知しニュートとティナを救うために動き出した。
まずはジェイコブを救いだし、グレイブスの部屋に侵入してトランクと杖を取り戻す。
ティナの死刑が始まり、ふたりは絶体絶命の状況にあったが、ニュートの持つボウトラックルとスウーピング・イーヴルの助けでティナを救出し、クイニーたちと合流して脱出に成功した。
クリーデンスの力が暴走する
セーレム救世軍の部屋で、クリーデンスが少女モデスティのベッドの下で杖を見つけた。
しかし、それをクリーデンスのものだと勘違いしたベアボーンは、クリーデンスに罰を与えようとする。
お前の母親は魔女だったと言い、クリーデンスのベルトでベアボーンが彼を叩こうとすると、突然ベルトが動き地面に落ちる。
すると、クリーデンスの怒りにより、突風が起きて建物の一部が崩れ、ベアボーンは死亡したのだ。
行方不明になったデミガイズを探すニュート
ニュートたちは、行方不明になった最後の魔法動物である透明になれるデミガイズのドゥーガルを探すため、情報屋ナーラクのいる酒場に向かう。
酒場ではボウトラックルのピッケトと引き換えに情報を聞き出した。
しかし、指名手配されていたニュート達は情報を手に入れた後、魔法議会に通報されてしまう。
なんとか、奪われたピケットを救って逃げたニュート達は、ドゥーガルのいるデパートへと向かった。
そこで、ドゥーガルを見つけるとオカミーというトランクから逃げ出した生物の世話をしていたことが分かった。
ニュート、ジェイコブ、ティナ、クイニーの4人はオカミーとドゥーガルを捕獲し、トランクに戻る。
そこで、クイニーがニュートの部屋に飾ってあるリタ・レストレンジの写真を見つけ、彼女がホグワーツでニュートと同じくはみ出し者だったことを知る。
しかし、ニュートはそれ以上は語らず口を閉ざした。
そんな中、突然危険を感じ取ったサンダーバードが騒ぎ出した。
オブスキュラスを生む者
グレイブスはクリーデンスをモデスティのもとに案内させると、お前は魔法族だが魔法が使えないスクイブだと言い彼を突き飛ばした。
モスディの元にグレイブスが訪れ手を差し伸べると突然、壁に亀裂が入り、建物が崩れると、その向こうにクリーデンスが現れた。
オブスキュラスの持ち主はクリーデンスだったのだ。
自分のことを見捨てたグレイブスに怒った彼は力を制御するつもりは無いと言い放ち、力を解放し、街を破壊し始める。
その状況を見たニュートはトランクをティナに託し、クリーデンスを助けに向かう。
ティナもトランクをクイニーに渡し、ニュートの後を追った。
クイニーもその後を追おうとするがジェイコブが彼女を止めたのだった。
オブスキュラスの力を暴走させるクリーデンス
グレイブスは一転してクリーデンスのオブスキュラスの力を称賛し彼に近づこうとする。
ニュートも近づこうとするが、オブスキュラスの力が強すぎてうまくいかない。
ティナはグレイブスの企みを阻止するために闘いを挑むもあっけなく跳ね除けられてしまう。
ピッコリー議長は現場を魔法で封鎖し、争いを食い止めるよう指示する。
オブスキュラスは地下鉄の線路に逃げ込み、ニュートが追いこんだ。
ニュートが話しかけるとオブスキュラスはクリーデンスの姿に戻る。
しかし、ニュートがグレイブスに襲われ、クリーデンスをかばって攻撃を受け続ける様子を見て、クリーデンスは再びオブスキュラスに変貌してしまう。
ついに明かされるグレイブスの正体
ティナもその場に到着しオブスキュラスの鎮静化を試みるが、そこに魔法議会の闇祓いたちが現れ、一斉攻撃が始まってしまう。
ティナの制止も聞き入れられず、オブスキュラスは消滅したのだった。
ピッコリー議長はグレイブスの拘束を指示するが、グレイブスは魔法使いたちに「誰のための法か?」と問いかけた。
グレイブスは闇祓いたちを攻撃し始めるが、ニュートの魔法生物によって封じられ、ティナが杖を奪う。
そして、ニュートがレベリオと唱えると、グレイブスの顔は最強の魔法使いグリンデルバルドへと変わった。
グリンデルバルドは闇祓いたちによって連行されて行ったのだった。
ジェイコブとの別れ
ニュートは困っていたピッコリー議長に、街の人々の記憶を消す「忘却」の薬を提供し、サンダーバードにそれを託した。
サンダーバードはニューヨークの空を飛び回り、雨とともに忘却薬を散布し、街の人々の記憶を消し、被害を元通りにすることに成功した。
ジェイコブは皆に別れの挨拶をし、目を閉じた後、クイニーからそっとキスを受け、目を開けると、彼は記憶を失っており、雨に打たれながら不思議そうな顔をしていた。
その後、再び缶詰工場で働くことになったジェイコブは、出勤途中にぶつかった人影からトランクを受け取ると、中にはオカミーの卵の殻とそれを担保に店を持つように書かれた手紙が入っていた。
アメリカから旅立つニュート
港では船に乗ろうとするニュートを見送るティナの姿があった。
ニュートはイギリスに戻ったら本を書くと約束し、ティナにそれを送ることを提案するが、最後に直接渡しに来てもいいかと尋ねる。
するとティナは楽しみにしていると応えた。
その後、ジェイコブ無事に自分のパン屋を開店していた。
魔法動物のような見た目の不思議な形のパンを売るその店は多くの客で賑わっていた。
笑顔でジェイコブを見つめるクイニー。
記憶が消えたはずのジェイコブも彼女に微笑み返したのだった。
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の感想
ハリー・ポッター魔法ワールドの第2弾である、ファンタスティック・ビーストシリーズの第1作目である。
魔法ワールドの世界観を受け継ぎ、さらに進化した映像やCGで違和感なく世界観が演出されていた。
何より、映画のハリー・ポッターシリーズが終わってしまい、あの世界観をもう楽しむことが出来ないのかと思っていた私自身かなり楽しむことが出来た。
ファンタスティック・ビーストという題名なだけあって魔法動物が多く登場する点も今作の大きな魅力である。
こんな動物がいたらなぁと一度は想像したことのあるような魔法動物たちが次から次へと登場しワクワクが止まらない。
個人的なお気に入りは、ボウトラックルのピケットだ。
見た目も可愛い上に、臆病な性格でポケットにいつも隠れているところに愛着が湧く。
ニュートにかなりベッタリで信頼を寄せているところも良かった。
酒場でニュートがなくなく、ピケットを手放すシーンでピケットが必死に手を伸ばしていたのが健気で可愛かった。
闇祓いがクリーデンスを攻撃して粉々になっており死んだかと思ったがオブスキュラスの破片が地下から逃げていくようなシーンがあり生存の伏線が立てられていた。
キャラ的に見ても魔法使いではないジェイコブがかなりこの作品の鍵になっているように感じた。
彼の性格とマグルという点が合わさり、無知であるが故に面白いシーンを何度も生み出してくれている。
無事にパン屋をオープンしており、魔法動物たちがモチーフのパンをたくさん売っていたので記憶は無くなっていても潜在意識の部分では覚えているのでは?と思った。
また、一番の衝撃はグリンデルバルドとしてジョニー・デップが出演していたことが挙げられる。
前情報なしに見るとかなり興奮するシーンである。
初めてみた時は相当驚いた。
まとめ
今回は映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をご紹介してきました!
ハリー・ポッター魔法ワールドの新たなシリーズとして公開された今作はこれまでの魔法シリーズと同様にワクワクさせてくれる世界観とさらに進化した映像技術が魅力的だった。
現在、多くのサブスクリプションサービスで鑑賞することが可能なのでこの際にシリーズを一気見してほしい。
ファンタスティック・ビーストの他の作品の感想はこちらから↓
最後までご覧いただきありがとうございます!
次回の記事でお会いしましょう!
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