映画『アリータ バトル・エンジェル』の感想(ネタバレ)とあらすじをご紹介!近未来を描いた日本の漫画が原作⁉︎アマプラでも鑑賞可能に!

アリータ SF映画
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シスネ編集長
シスネ編集長

今回ご紹介するのは映画『アリータ バトル・エンジェル』です。

日本のSF漫画が原作の今作は、同作の映画化を長年熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本、製作によって映画された注目作です!

映画『アリータ バトル・エンジェル』の作品情報

アリータポスター
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

作品情報

作品名 アリータ バトル・エンジェル
原題 Alita: Battle Angel
監督 ロバート・ロドリゲス
脚本 ジェームズ・キャメロン
レータ・カログリディス
ロバート・ロドリゲス
出演 ローサ・サラザール
クリストフ・ワルツ
ジェニファー・コネリー
マハーシャラ・アリ
キーアン・ジョンソン
エド・スクレイン
製作国 アメリカ
公開日時 2019年2月22日
上映時間 122分

 

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映画『アリータ バトル・エンジェル』の原作は?

映画『アリータ バトル・エンジェル』の原作は実は日本の漫画なのだ。

木城ゆきとによるSF漫画「銃夢(ガンム)」が原作となっている。

同作は集英社の雑誌「ビジネスジャンプ」で1991年から1995年にかけて連載された作品である。

海外にも輸出されいくつかの言語に翻訳されている。主人公の少女「ガリィ」が英語だと渓谷という意味のGullyとなってしまうことから「アリータ」に変更されている。

その為、今作のタイトルもアリータなのだ。

そして今作の脚本、制作を務めるのはジェームズ・キャメロンである。彼自身、長年に渡り銃夢の映画化を熱望しており今回ついに実写映画化が実現したのだ。

映画『アリータ バトル・エンジェル』の登場人物とキャスト

写真役名・キャスト・概要
アリータアリータ
(ローサ・サラザール)
ゴミの山の中から発見されたサイボーグ。イドによって新たな体を与えられた。
イドイド
(クリストフ・ワルツ)
アリータを発見したサイバー医師。街のサイボーグ達を治しており人望も厚い。
チレンチレン
(ジェニファー・コネリー)
イドの前妻でモーターボール選手の調整技師をしている。ベクターと行動している。
ベクターベクター
(マハーシャラ・アリ)
モーターボールを運営しアイアンシティを支配する権力者。ザレムの為に部品を集めさせる。
ヒューゴヒューゴ
(キーアン・ジョンソン)
アイアンシティで生活する人間の少年。ザレムに対して憧れを持っている。
ザパンザパン
(エド・スクレイン)
全置換サイボーグのハンターウォリアー。
グリュシュカグリュシュカ
(ジャッキー・アール・ヘイリー)
ベクターに雇われアリータを狙う。

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映画『アリータ バトル・エンジェル』のキーワードを解説

 

シスネ編集長
シスネ編集長

アリータを語るのに欠かせないキーワードを見ていくよ!

【ザレム】…地球の上空に浮かぶ空中都市。300年前の大戦でザレム以外の空中都市は一晩で全て焼け落ち、ファクトリーとサイボーグを使い地上を支配している。

【モーターボール】…サーキットを用いて行われる球技。

【アイアンシティ】…ザレムからのゴミが廃棄される地上にある街。

【ファクトリー】…ザレムに必要な物資を送り、アイアンシティを統治している機関。

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映画『アリータ バトル・エンジェル』のあらすじ

アイアンシティのクズ鉄の中から発見された少女

クズ鉄の中からアリータを発見するイド
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

ザレムと呼ばれる空中都市の下にはアイアンシティと呼ばれるスラム街があった。

没落戦争によってザレム以外の他の都市は壊滅していた。

アイアンシティでは体をサイボーグ化するのが一般的で、テクノロジーを悪用した犯罪者も増加していた。

サイボーグ専門医師のイドはクズ鉄の山の中で上半身だけのサイボーグ少女を発見する。

イドは少女をラボに連れて帰ると修理して育てることに決めたのだった。

彼女は300年前の没落戦争の頃のサイボーグで休眠状態にあり、目覚めた際には記憶を全て失っていた。

アリータと名付けられた少女

目覚めるアリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

イドはアイアンシティの繁華街を少女と歩きながら、様々なことを教えた。

少女はザレムや自分の本当の名前を覚えていなかった為、イドは彼女にアリータという名前を付けることにする。

少女も自分の名前を思い出すまではアリータと名乗ると名前を気に入った様子を見せた。

イドが店に入っている隙に、アリータは可愛らしい子犬を見つける。

犬を可愛がっているとそこにヒューゴという青年が現れた。

センチュリアンに攻撃しようとするアリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

ヒューゴはイドと顔見知りでアリータとも打ち解けた。

すると、そこに巨大な警備ロボットのセンチュリアンが現れて子犬を踏みつけそうになる。

アリータは機敏な動きで子犬を救い、それに感心したヒューゴは彼女を仲を深めることになる。

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イドの過去

アリータはヒューゴに会いに行く途中、額に赤いマークがある美女チレンとぶつかる。

チレンはイドの元妻で、ザレムで娘と共に生活していたが、娘が病気になったことでザレムから追放されていた。

アイアンシティで暮らすようになったイドの家族だったがサイボーグ医師として働く彼の家に薬を奪いにきた強盗によって娘が殺されてしまう。

チレンは娘の死を受け入れることができずイドの元を去ったのだった。

亡くなった娘の名前もアリータで、イドは拾ったサイボーグに娘を投影していたことが判明。

チレンはイドの言うことを聞かず娘を生き返らせるため再びザレムに戻ることを決意したのだった。

ザレムを夢見るヒューゴ

ザレムを夢見るヒューゴ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

アリータはヒューゴに連れられ彼の仲間たちと一緒にモーターボールに夢中になり、練習に励んでいた。

ヒューゴに連れられ雑居ビルの屋上に行くとそこからはザレムとアイアンシティをつなぐパイプが見えた。

ヒューゴはいつかザレムに行きたいという夢を語るとアリータはヒューゴの夢をサポートすることを決意したのだった。

しかし、ヒューゴは裏でサイボーグを襲い、その部品をベクターに売ってザレムに行くための資金を稼いでいた。

ベクターは裏社会を牛耳り、ザレムに人を送る権限を持っており、ヒューゴとチレンはそれぞれ目標金額を達成するとザレムに送られることを約束されていたのだ。

この先は物語の結末やネタバレを含みますので閲覧には充分ご注意ください!!

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過去の記憶が蘇るアリータ

アイアンシティで女性が殺害され機械パーツが盗まれる事件が多発していることからイドはアリータに門限を課していた。

ある夜、イドが傷ついて帰宅したのを目撃したアリータはイドを心配するようになっていた。

別の夜、井戸がこっそりと家を出ていくのを目撃するとアリータは彼に気付かれないように追跡をする。

するとイドは武器を持ってある女性を尾行していたのだった。

イドは物陰に隠れ女性に武器を振り下ろそうとしていた為、アリータが急いでイドの武器を掴み止めようとする。

しかし、イドが追っていたのは一連の事件の犯人だったのだ。

イドはサイボーグ医師である一方で賞金首を仕留めて稼ぐハンターウォリアーでもあったのだ。

尾行に気付いた犯人が襲いかかってくる為、アリータを逃がそうとするが、別のサイボーグが2人やってきたことによってアリータとイドは挟み込まれてしまう。

アリータは絶体絶命の状況でかつての戦士としての記憶を呼び覚まし、99番と呼ばれ、戦士として戦っていたことを思い出す。

すると彼女は覚醒し、アリータは事件の犯人たちとの戦いで驚異的な力を発揮し、2人を仕留める。

しかし、グリュシュカという大型のサイボーグ男は逃げてしまった。

火星連邦共和国(URM)の戦士アリータ

グリュシュカはベクターの元に支えており、アリータの存在を報告したのだった。

するとグリュシュカはザレンの統治者であるノヴァに意識を乗っ取られる。

アリータは300年前の火星連邦共和国(URM)の戦士であり彼女のボディに使われている技術をザレムに持ち帰るようにと告げる。

ベクターも乗っ取られアリータのボディを持って帰ればザレムに戻してやろうととチレンに告げたのだった。

アリータは賞金稼ぎに登録したいと希望するが、イドはそれを許可をしなかった。

彼女はイドの元を離れ、ヒューゴとともにモーターボールの会場に向かう。

しかし、途中でヒューゴが仕事に戻り、その正体がパーツ泥棒であることが明らかになる。

翌日、ヒューゴはアリータを森に誘い、そこで300年前の大戦時の宇宙船を見つける。

ヒューゴはアリータの記憶が戻ることを期待していた。

アリータは湖に沈んだ宇宙船内でURMの人型兵器「バーサーカー」のボディを見つける。

これにより、アリータが300年前の戦争で活躍したURMバーサーカーであり、失われた技術の使い手であることが判明する。

アリータはバーサーカーボディを装着して欲しいとイドにお願いするがイドはアリータに接続することを拒否した。

グリュシュカ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

アリータはイドに内緒でハンターウォリアーとして登録し、ヒューゴとともに仲間を集めてグリシュカとの戦いに備えようとする。

しかし、彼らは協力せず大乱闘が勃発する。

グリュシュカを攻撃するアリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

イドが介入して騒動を収めるが、突如グリシュカが現れアリータとグリュシュカの戦いが勃発する。

バーの地下での戦いでアリータは敵わず、体が切り刻まれる。

イド、ヒューゴ、犬使いのハンターが加勢し、アリータはなんとか助かる。

この出来事で、イドはアリータにバーサーカーのボディを接続することを決断したのだった。

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モーターボールのトライアウトに参加するアリータ

ベクター
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

アリータとヒューゴはザレムへの資金を稼ぐためにモーターボールのトライアウトに参加する。

イドはアリータに協力的になり、彼女のためにメンテナンスを行う。モーターボールの会場で準備するアリータだったがトライアウトは罠だったのだ。

ベクターはアリータのボディを奪うために殺し屋を雇いトライアウトでアリータを殺した者には賞金を支払うと言っていたのだ。

ヒューゴはアリータとザレムに行くため裏稼業を辞めようとするが、賞金稼ぎのザパンに罪を着せられてしまい、追われることになる。

一方、アリータはレースで奮闘し、バトル・エンジェルとして知られるようになる。しかし、ヒューゴがザパンに追われていると知り試合会場から飛び出し、待ち合わせ場所へ向かうことに。

ヒューゴの元に向かうアリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

アリータは派手な戦闘を繰り広げながら、ヒューゴと待ち合わせ場所である廃屋の聖堂に到着。

ギリギリでヒューゴを助けるが、ハンター規約に従い賞金首として登録されたヒューゴを殺さなければならなくなってしまう。

アリータが躊躇している間に、ヒューゴはザパンの攻撃によって致命傷を負う。

アリータはヒューゴを助けるために奔走し、チレンの協力でなんとかヒューゴは生きることができた。

最大の敵ザレムの統治者ノヴァ

ノヴァに宣戦布告するアリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

アリータはイドとチレン夫妻がザレムから追放された経緯を知り、ザレムの統治者ノヴァが画策したことを理解する。

ザパンから奪ったダマスカス・ソードを手にベクターの元へ向かうと、そこでチレンが殺されザレムへの臓器提供が計画されていることを知る。

すると、グリシュカが現れ彼に襲われてしまう。

すると、ザレムへの突入時の記憶を思い出したアリータは彼を倒し、統治者ノヴァに立ち向かう。

ベクターを倒した後、統治者ノヴァに宣戦布告するが、そこにイドから連絡が入りヒューゴの生存が発覚してしまったことを知る。

ヒューゴは敵から逃げながらザレムに続くトンネルの上を登っていた。ヒューゴを追うアリータはトンネル上彼を説得するがそこにザレムの防御装置が作動しヒューゴが転落してしまう。

防御装置によってヒューゴの体はバラバラになってしまう。

なんとかアリータが腕を掴み落下しそうなヒューゴを繋ぎ止めていたが、その腕がちぎれそうになる。

ヒューゴはアリータに感謝を伝え、アリータは「愛してる」とヒューゴに伝えると彼は地上に落ちていったのだった。

数ヶ月後、アリータはモーターボールでの戦績が評価され、チャンピオンリーグへ挑もうとしていた。

優勝に向けて大歓声の中登場したアリータはザレムから彼女を見つめるの統治者ノヴァにダマスカス・ブレードを掲げ宣戦布告したのだった。

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映画『アリータ バトル・エンジェル』の感想

アリータ
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

近未来の世界を描いた今作は原作の世界観を忠実に再現しているだけでなく、SFの世界にリアルな質感を落とし込んでおり、見ているだけもワクワクさせる世界だった。

アリータのキャラクターと造形、見た目とは裏腹に最強の戦闘力というギャップに誰もが彼女を好きになってしまうのではないだろうか。

モーションキャプチャーで作り出されたアリータは人間なのではないかと見間違えてしまうほどのクオリティだった。サイボーク感はありながらも表情が自然なことで違和感なく見ることができた。

小さな少女が体の大きな男達をどんどん薙ぎ倒していく姿をみると勇気をもらえるし、アクションシーンの迫力には興奮が収まらない。

特殊な武器を身につけた敵の中で小さな少女が必死で戦うモーターボールのシーンは爽快で繰り広げられる大乱闘から一瞬たりとも目が離せなかった。

アクションばかりに目が行きがちだが何も知らない世界で初めてのことをたくさん経験していくアリータの純粋な姿は可愛さがあった。

特に初めてチョコレートを食べた時の美味しくてなんとも言えない表情をしていたところがとても良かった。

さらに、サイボーグでありながら人間と恋に落ち、自分の心臓までも捧げられる覚悟があるという度胸のある性格とピュアな部分が良く、見ているこちら側がアリータに惚れてしまうのではないだろうか。

総じて映画の世界観と撮影の技術、CGに驚かされる作品である。

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まとめ

今回は映画『アリータ バトル・エンジェル』をご紹介してきました。

日本のSF漫画「銃夢」を、ジェームズ・キャメロン監督が長年映画化を熱望しついに実写映画化が実現した今作はロバート・ロドリゲス監督によって2時間にまとめ上げられた。

作り込まれた世界観と最新の技術が詰め込まれ壮大な映像が出来上がっている。

原作の再現度もかなり高く原作ファンも感動できること間違いなしの作品なので是非鑑賞してみてください。

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シスネ編集長
シスネ編集長

最後までご覧いただきありがとうござます!

次回の記事でお会いしましょう!

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