映画『マッドマックス』の感想(ネタバレ)とあらすじをご紹介‼︎大ヒットシリーズとなった1作目の魅力に迫る!

マッドマックス アクション
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シスネ編集長
シスネ編集長

今回ご紹介するのは映画『マッドマックス』です。

低予算で制作されたにも関わらず世界的に大ヒットした今作が持つ作品の魅力をネタバレありでご紹介いたします!

映画『マッドマックス』の作品情報

(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

作品情報

作品名 マッドマックス
原題 Mad Max
監督 ジョージ・ミラー
脚本 ジェームズ・マッカウスランド
ジョージ・ミラー
出演 メル・ギブソン
ジョアンヌ・サミュエル
ヒュー・キース=バーン
スティーブ・ビズレー
ティム・バーンズ
ロジャー・ウォード
製作国 オーストラリア
公開日時 1979年12月15日
上映時間 94分

 

映画『マッドマックス』の登場人物とキャスト

写真役名・キャスト・概要
マックスマックス
(メル・ギブソン)
M.F.P(メイン・フォース・パトロール)の警察官。優れたドライビングテクニックと戦闘能力を持ち合わせる。
ジェシージェシー
(ジョアンヌ・サミュエル)
マックスの妻。絡んできたトーカッターに金的をいれたことで厄介に巻き込まれることに。
トーカッタートーカッター
(ヒュー・キース=バーン)
暴走族のリーダー。犯罪行為で街を荒らしまわっている。友人のナイトライダーの訃報を受けM.F.Pへの報復を企てる。
マックスジム・グース
(スティーブ・ビズレー)
M.F.Pの警察官でマックスの相棒。冷静な彼とは対照的に感情的である。正義感が強い。
ジョニージョニー
(ティム・バーンズ)
トーカッターの暴走族の一員。ラリっているところをM.F.Pに捕まえられ連行される。
フィフィフィフィ
(ロジャー・ウォード)
M.F.Pの隊長。マックスの腕を買っている。

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映画『マッドマックス』のあらすじ

暴走族による犯罪が横行する近未来

ナイトライダー
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

未来の荒廃した社会では、凶悪犯罪が頻繁に発生していた。

暴走族のナイトライダーは、暴走族追跡用に設計されたパトカー・インターセプターを盗み、街中を暴走していた。

この事態を受けて、警察はナイトライダーを捕まえるべく追跡を開始し、激しいカーチェイスが展開されることになる。

ナイトライダーの運転は極めて危険で、そのため追跡するパトカーは次々と破壊されていった。

それでも、一台のパトカーがしつこく追跡を続けていた。ナイトライダーは、その警官がマックスであることに気づき、絶望の淵に立たされることとなった。

ナイトライダーの追跡を開始したマックス

マックス
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

マックスは、暴走族専門の特殊警察M.F.P.に所属する迎撃担当官で、その中でも屈指の優秀さを誇る警察官だった。

彼の卓越した能力と冷静な判断力は、隊長のフィフィからも一目置かれる存在であり、多くの同僚からも尊敬されていた。

マックスは、常に法と秩序を守ることを信念としており、そのためにはどんな困難にも立ち向かう覚悟を持っていた。

ナイトライダーは必死に逃げ切ろうと試みたが、マックスの執拗な追跡により次第に追い詰められていく。

最終的に、ナイトライダーはマックスの巧みな追跡術により行き場を失い、絶望の中で事故を起こして命を落とすこととなった

この先は物語の結末やネタバレを含みますので閲覧には充分ご注意ください!!

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復讐を誓う暴走族のトーカッター

トーカッターと暴走族
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

寂れた街の静けさを破るように、トーカッターが率いる暴走族が突然現れた。

彼らはナイトライダーの死を悲しむトーカッターの指揮の下、復讐を誓っていた。

そのため、街中で手当たり次第に暴れ回り、人々に恐怖を与えていた。

その混乱の中、若いカップルが暴走族の襲撃から逃れるために車で必死に逃げ出そうとする。

しかし、運の悪いことに、彼らは暴走族の次の標的にされてしまった。

暴走族は彼らを追いかけ、逃げ道を絶たれたカップルは絶望の淵に立たされる。

その時、通報を受けたマックスと相棒のグースが現場に急行した。

彼らは暴走族の動きを封じるため、全速力で駆けつけるが、到着した時には暴走族の姿はすでに消えていた。

現場に残されていたのは、恐怖で震えている女性と、薬でハイテンションになっている暴走族のメンバー、ジョニーだけだった。

ジョニーを捕えたマックス
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

マックスとグースは、怯える女性を安心させると同時に、ジョニーを慎重に取り押さえた。

ジョニーは抵抗するも、二人の警官の手により無事逮捕される。

そして彼らはジョニーを司法省内にあるM.F.P.の本部へ連行し、拘留することとなったのだ。

ジョニーの釈放

マックスとグース
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

M.F.P.の本部にやって来た弁護士は、ジョニーの無罪釈放を強引に要求してきた

この理不尽な要求に、グースの怒りは頂点に達する。

彼は感情を抑えきれず、ジョニーに殴りかかってしまった。

ジョニーはその暴行を受けながらも、「お前の顔は覚えた」と冷笑しながら言い残し、M.F.P.本部から出て行ったのだった。

グースに襲いかかる災難

数日後、グースがパトロールをしていると倒れ込んだバイクと人の姿があり、そこに気を取られてしまう。

それはトーカッターの巧妙な罠でグースは罠に引っかかってしまったのだ。

彼の乗る車は激しくクラッシュし、大破した車の中で身動きが取れなくなってしまった。

トーカッターは、復讐の機会を逃さず、嫌がるジョニーに命じてグースを車ごと爆破させる。

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グースの死にショックを受け警察を辞めようとするマックス

グースの死はマックスに大きなショックを与え、彼は警察官を辞める決意を固めた

しかし、隊長のフィフィはマックスを説得し、しばらく休暇を取るように勧めた

マックスはその提案を受け入れ、妻のジェシーと生まれたばかりの息子を連れて、知人が営む北の牧場へ向かうことにした。

家族で牧場に向かう途中、ジェシーは息子にアイスを買うために立ち寄った店で、トーカッターと暴走族達と鉢合わせしてしまう

トーカッターに突然の絡まれたジェシーは、彼の股間を蹴って必死に逃げ出すが、トーカッターは怒りに燃え、しつこく彼女を追いかけてきたのだ。

急いで逃げてきたジェシーはマックスを助手席にのせ車を走らせた。

マックスに訪れる悲劇

マックスとジェシー
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

北の牧場に到着したマックスとその家族。

しかし、ジェシーは暴走族の影を感じ取り、不安に怯え始めた。

そんな中、マックスは暴走族を追跡するために森の中へと入っていく。

するとその隙を突いて、暴走族がジェシーの前に現れたのだ。

ジェシーは驚き、恐怖心に駆られて必死に車で逃げ出すも、運悪く車のエンジンが止まってしまう

すると暴走族はすぐに彼女に追いつき、無情にもバイクで跳ね飛ばしてしまったのだ。

騒ぎを聞きマックスが駆けつけたときには、アスファルトの上に無残な姿で横たわるジェシーと息子の姿が目に入った。

ジェシーは奇跡的に一命を取り留めたものの、息子はその場で息を引き取ってしまう。

この悲劇的な出来事は、マックスにとってあまりにも大きな痛みをもたらした。

彼は家族を守れなかった自責の念と、暴走族への激しい怒りに包まれることとなった。

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復讐に燃えるマックス

足を負傷したマックス
(C) 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

怒りに駆られたマックスは、M.F.P.本部にある改造車、V8インターセプターに乗り込み、暴走族を狩るための処刑を開始した。

彼の心には、家族を失った悲しみと復讐の炎が燃え盛っていた。

暴走族を次々と片付けていくマックスだったが、トーカッターの反撃を受け、片足を負傷してしまう。

それでも諦めず、執念でトーカッターを追い詰めるマックス。

最終的に、トーカッターはマックスの目の前でトラックに激突し、命を落としたのだった

逃げ出そうとするジョニーを捕まえたマックスは、彼の片足とガソリンが漏れている車を手錠で繋げる。

さらに、ジョニーの近くに点火したライターを置き、冷静にその場を立ち去る

マックスがV8インターセプターを運転して去る背後で、ジョニーのいた場所は大爆発を起こすのだった。

この瞬間、マックスは家族の仇を討った。

しかし同時に自身も深い闇に足を踏み入れたのだ。

彼の心には、復讐の達成感と共に、失ったものの大きさが重くのしかかっていた。

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映画『マッドマックス』の感想

警察官のマックスが妻と子供、そして相棒のグースの復讐を果たすというストーリで内容的には捻りがあるわけではなく超王道であるが激しいカーアクションがこの時代に刺さったのだろうと感じた。

低予算ということもあり演出が若干チープではあるものの、映像の迫力があるのでかなり見入ってしまう。

視聴者は暴走族たちの下劣な行為を見てフラストレーションが溜まりながらもマックスを応援していくという構造が作り出されているので見ていて熱くなる。

正義感の強い警察官だったマックスが仲間、家族が殺されたことにより狂気に満ちていき理性のかけらもない復讐をしてしまう姿に恐怖と迫力を感じた。

また、最近のカーアクションを見ている我々からしたら1970年代の映画のカーアクションなんて楽しめないでしょ?と思っていたが、全くそんなことはなく、スリリングなカーアクションは現代でも楽しむことができた。

恐らく、この映画が公開された頃にはかなりの衝撃が走ったのではないかと思った。

若干残念だなと思った点は復讐劇に至るまでにかなり時間がかかり、復讐シーンは実質20分くらいしかなかったことだ。

もう少し長く時間をとっても良かったのではないかと思ったが、近年の長時間映画化の疲労に比べればサクッと見れて満足いくのでこれはこれでアリなのかもしれない。

今作を皮切りにシリーズとして続いてるので次回作も見てみたい。

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まとめ

今回は映画『マッドマックス』をご紹介しました!

1979年に公開された古い映画でありながらも迫力満点の映像で見ている人を熱くさせる作品でした。

この時代にこれだけの迫力がある映像を取れるのもすごいし、オーストラリアの映画ということにも衝撃を受けました。

最新作が公開されていることもあり一作目から振り返るにはいい機会なのではないかと思います。

シスネ編集長
シスネ編集長

最後までご覧いただきありがとうございます!

次回の記事でお会いしましょう!

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