この記事では映画公開で話題を呼んでいる『グランツーリスモ』について解説して行きます!
どんなゲームなのか?GTアカデミーって存在しているの?などの疑問を解消して行きます!
映画『グランツーリスモ』とは
世界的人気を誇る日本発祥のレーシングシュミレーターゲーム「グランツーリスモ」から生まれた衝撃すぎる実話を元に製作された映画である。
公開は2023年9月15日(金)である。
出演はデビット・ハーバー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィである。
衝撃、興奮、感動は今年公開のどの映画にも負けていない。
想像の10倍、20倍楽しめる映画になっている。
映画『グランツーリスモ』の簡単なあらすじ
ヤン・マーデンボローは世界的な人気を誇るドライビングゲーム「グランツーリスモ」をプレイするのに夢中だった。
父親はゲームばかりする息子に対して「レーサーにでもなるつもりなのか?、現実を見ろ」と厳しい言葉をかけ、すでに呆れていた。
そんな生活を送る中でヤンに人生最大のチャンスが訪れる。
世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを本物の国際レースに出場するプロレーサーを育成することが目的の選抜プログラムが開催されることに。
実際にゲーマーたちを競い合わせて選抜するプログラムの名は「GTアカデミー」と言う。
可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げた男ダニー・ムーアと元レーサーのジャック・ソルターの元にゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーが集結する。
ジャック・ソルターはゲーマーが通用するような甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受けていた。
ゲームの世界ではトッププレイヤーの彼らは想像を絶するようなトレーニングやアクシデントを乗り越えついにデビュー戦を迎えることになった…
映画『グランツーリスモ』の元になったゲームとは?
映画『グランツーリスモ』の元となったゲームが同名の「グランツーリスモ」である。
ゲーム発案者は日本人の山本一典氏である。
初代「グランツーリスモ」ができた経緯は正いドライビングテクニックを学べるものを作りたいという思いからだったそうだ。
「グランツーリスモ」は1997年にプレイステーション用のソフトとして誕生し発売を開始し、全世界でシリーズ累計1億本近くを売り上げ大ヒット中のリアルドライビングシュミレーターだ。
リアルな車の挙動をそのままに再現した「グランツーリスモ」はオリンピックeスポーツシリーズや国民体育大会の文化プログラムなどのeスポーツ大会の競技種目にも選ばれている。
実際にプロのレーサーが乗っても車の動きやレースの感覚はほとんど変わらず、唯一ゲームではGがかからない為、肉体的な疲労がないことが違いだと話している。
映画『グランツーリスモ』に出てくる「GTアカデミー」は本当にあったの?
結論から言うと、GTアカデミーは実際に存在していた。
「GTアカデミー by 日産×プレイステーション®」は2008年に始まった日産、プレイステーション、ポリフォニー・デジタルによって開催されたプログラムである。
バーチャルの世界とリアルな世界を繋ぐ国際的なコンテストだった。
ゲーム「グランツーリスモ」のトッププレイヤーに本物のプロレーサーになるチャンスを与えるという趣旨のものであった。
ゲームのバーチャル世界でドライビングの技術を証明したプレイヤーは日産のレーシングチームに加入することになり、本物のレースカーで本物のサーキットを走ることになる。
さらに、国際レースを走る為に必要な訓練とライセンスを取得するチャンスを与えられることになるというゲーマーにとっては千載一遇のチャンスなのである。
この革新的なドライバー発掘、育成プログラムであったが現在は開催されておらず2016年で終了している。
この選抜試験は過酷でありドライビングテクニックだけでなくレーサーとしての精神力や体力が試されるものだったそうだ。
前代未聞のこのチャレンジは発足当初は冷ややかな視線を受けるがのちに「GTアカデミー」出身の選手たちが実際のレースで続々と表彰台に上がったことで世間からの評価が変わっていった。
GTアカデミー設立の経緯としてはゲーム開発者の山内一典氏の言葉にあったそうだ。
日産のグローバルモータースポーツのディレクター兼マーケターに「グランツーリスモのプレイヤーはレーシングドライバーになれるか?」と聞かれ「絶対になれる」と彼は答えたそうだ。
この言葉には裏付けがあり、当時実際の車に乗ってコースを走った山内氏がゲームをやっていたおかげで他の車が止まって見えたほど早く走ることができた経験があったからだそうだ。
この経験が発端となりGTアカデミーが設立へと動くことになった。
まとめ
公開当日に鑑賞してきたのだが、映画館での興奮、感動が忘れられない。
全くカーレースに興味もなく、恥ずかしながら「グランツーリスモ」というゲーム自体知らない状況だったが存分に楽しめた。
レースの迫力と興奮を映画館で味わっていただきたい。
最後までご覧いただきありがとうございます!
次回の記事でお会いしましょう!
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