『マイ・エレメント』は実話なの?元ネタやモデルになった国や人物について調べてみた!

ウェイドとバーニー コラム
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シスネ編集長
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今回は2023年8月4日に公開された映画『マイ・エレメント』の話は実話なのか徹底的に調べたのでご紹介いたします。

この記事を読めば『マイ・エレメント』の元ネタとなった出来事やモデルとなった人物、国などを知ることができます。ぜひ最後までご覧ください!

マイ・エレメントとはどんな映画か?

マイ・エレメントポスター
Disney

マイ・エレメントとは2023年8月4日に公開されたディズニー/ピクサーの最新作である。

監督したのは、アニメーション映画「アーロと少年」を手掛けたピーター・ソーン監督で公開当初からアニメーションの映像表現と深みのあるストーリー性で子供から大人まで多くの年代の方々に好評な作品だ。

鑑賞した人から口コミが広がり、10日で動員80万人を突破し興行収入は10億円を超えたほど、破竹の勢いで感動の輪が広がり続けている作品。

僕の周りにも2回、3回と映画館に足を運んで鑑賞している人が増えている。

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マイ・エレメントのあらすじ

ウェイドとエンバー
Disney

エレメントシティでは、水、土、風、火のエレメントが共に暮らしていた。

火の少女エンバーはひょんな事から水の青年ウェイドと出会う。

自分とは全く正反対の考えを持つウェイドと関わるようになり彼女はまだ知らない新たな世界があることを知る。

しかし、エンバーの両親は違うエレメントと関わることを許してくれなかった。

彼女の親の店の営業停止を阻止する為に協力する2人であったが、協力をする中で互いに惹かれあっていく。

しかし、2人の間には別のエレメントであるという大きな壁が存在していた…

より詳しいあらすじや感想を知りたい方は合わせてこちらの記事をご覧ください。

キャストやキャラクターの詳しい解説やそれぞれのシーンを細く説明したあらすじ、感想を分かりやすくまとめています。

シスネ編集長
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次の章ではマイ・エレメントは実話なのか?

どういったエピソードがあるのか詳しくみていくよ!

マイ・エレメントは実話なのか?

マイ・エレメントの元ネタは?

ウェイドとエンバー
Disney

映画マイ・エレメントは実話なのか?

結論から言うとアニメーション映画で架空の都市、架空のエレメントである為、もちろん実話ではない。

しかし、この物語は監督の実体験が元になっているそうだ。

どういったシーンが元となったのか次章で確認して行こう。

マイ・エレメントのモデルになった都市はどこ?

エレメント・シティ
Disney

マイ・エレメントに登場するエレメント・シティはどこの都市がモデルになっているのだろうか?

考えられる国、都市はアメリカだ。

本作は監督の過去の経験が大いに反映されている作品でありエレメント・シティに移住してきたエンバーの家族達を監督自身の境遇に重ねていたそう。

ピーター・ソーン監督はアメリカ人だが、ご両親が韓国人でアメリカに移住してきた移民だった。

監督自身は移民2世で火の少女エンバーも移民2世という全く同じ境遇のため、エレメント・シティのモデルになった都市はアメリカなのではないかと考えられる。

エレメント・シティを訪れるエンバー
Disney

実際にアメリカに置き換えてマイ・エレメントの状況を表現するのであれば街の中心となり生活には何も困らない水のエレメントは白人を表現している。

街の外れに集まり差別をされたり、周りから関わりづらいと思われている火のエレメントはアジア系の移民を表現していると言える。

火のエレメントにとって暮らしづらいエレメント・シティはまさにアジア人移民が暮らしづらいアメリカと重なる部分が多くあったのではないか?

火のエレメントという事が理由で中に入れさせてもらえないという差別的なシーンもあったり、街全体が水に溢れ火のエレメントが暮らしにくい状況というのはアメリカに移民したアジア人が暮らしにくさを感じている部分を表現したのではないかと感じた。

こういったアジア人差別の実態をポップなイラストで子供たちにも分かりやすいように要素分解して作品に落とし込んでいる点が今作の最も評価するべきポイントの1つである。

マイ・エレメントで監督の実体験がシーンになったのはどこ?

ウェイドが火の玉を食べる
Disney

監督の実体験が表現されたシーンがいくつかある。

1つ目は、ウェイドがファイアプレイスで火の玉の食べ物を食べるシーンである。

このシーンはピーター・ソーン監督自身が結婚をした際に韓国料理に馴染みのない奥様に対して両親が激辛の韓国料理を勧めて食べさせ、苦労しながら食べていたという経験から生まれたそうだ。

激辛の韓国料理と熱々の火の玉の食べ物に上手く置き換えて表現しており面白いシーンの1つとなっている。

2つ目は、火のエレメント以外と結ばれないとエンバーに言うシンダーである。

ピーター・ソーン監督や弟さんは幼少期の頃から祖母や両親に「韓国人と結婚しなさいね」と言われていたそうで、そういった経験も今作には反映されていた。

3つ目は、慣用句を間違えて使うバーニーである。

エンバーの父親であるバーニーは作中何度か慣用句の語句を間違えて使用していた。

これは、まだアメリカにきたばかりで英語が苦手だった父がよく間違えた慣用句を使っていたという実体験を反映させている。

このように多くのシーンが実体験に基づいて製作されていた。

しかし、今回ご紹介したのは監督の実体験であるが、実はこれ以外にも作中では製作に関わったアジア系移民の実体験を基に製作されたシーンがいくつもあるようだ。

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マイ・エレメントはどうして実体験が多く反映されている?

エンバーとバーニーの家族の絆
Disney

これほどまでに実体験が盛り込まれているのには大きな理由がある。

それは今作が両親への感謝を示した作品だからである。

ピーター・ソーン監督は、韓国人としてアメリカに移民してきた両親が葛藤や苦悩など苦しい状況の中でも一人前に育て上げてくれたことへの感謝の気持ちを伝える為にこの作品の製作を構想したそう。

その為、家族にまつわる多くのシーンが実体験に基づいて作られているのだ。

しかし、映画が製作されている最中にご両親は亡くなってしまったそうだ。

映画のクレジットに出てくる写真は監督のご両親の写真である。

こういった経緯で作られた作品は多くの人の感動を呼び今も大ヒットを続けている。

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まとめ

映画『マイ・エレメント』は実話ではないものの、ピーター・ソーン監督の実体験が多く含まれた作品であった。

モデルとなった都市や元ネタは全て監督や映画製作スタッフの経験から製作されておりストーリーがよりリアルで分かりやすいものとなっている。

特に大人も楽しめる作品になっているので是非1度、映画館に足を運んでみていただきたい。

すでに鑑賞したという方はもう内容を振り返ってもう1度鑑賞しても楽しめるのではないかと思う。

詳しくあらすじや感想をまとめた記事がございますので合わせてご覧ください!

シスネ編集長
シスネ編集長

最後までご覧いただきありがとうございます!

次回の記事でお会いしましょう!

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