今回ご紹介するのは映画『アクアマン 失われた王国』です。
2018年に公開された『アクアマン』待望の2作目がついに公開!前作を上回る勢いでヒットを飛ばしている今作の感想とあらすじをネタバレ有りでご紹介します!
映画『アクアマン 失われた王国』の作品情報
作品情報
作品名 | アクアマン 失われた王国 |
原題 | Aquaman and the Lost Kingdom |
監督 | ジェームズ・ワン |
脚本 | デビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック |
出演 | ジェイソン・モモア パトリック・ウィルソン アンバー・ハード ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 ニコール・キッドマン ドルフ・ラングレン |
製作国 | アメリカ |
公開日時 | 2024年1月12日 |
上映時間 | 124分 |
映画『アクアマン 失われた王国』の登場人物とキャスト
写真 | 役名・キャスト・概要 |
---|---|
【アクアマン】アーサー・カリー (ジェイソン・モモア) 海底アトランティスの王。全ての海の生物を操る能力や人間の150倍の力を持つ。 | |
オーム (パトリック・ウィルソン) アーサーの弟であり海底アトランティスの前王。人間界を破滅させようとしたことでアーサーと争い敗北。現在は砂漠の国で囚われている。 | |
メラ (アンバー・ハード) アーサーの妻でアトランティスの女王。水を操るパワーを持ちアーサーと共に平和を守っている。 | |
【ブラックマンタ】デイビット・ケイン (ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世) 過去に海底アトランティスのテクノロジーを武器にアーサーに戦いを挑み敗北。父を亡くしたことでアーサーを恨み古代兵器の力を使い復讐に燃える。 | |
アトランナ (ニコール・キッドマン) アーサー、オームの母。アトランティスの御意見番。兄弟2人の仲が戻ることを信じている。 | |
ネレウス王 (ドルフ・ラングレン) メラの父親。隣国ゼベルの王。 | |
シン博士 (ランドール・パーク) 海底アトランティスの存在を長年に渡って調べる研究者。 |
映画『アクアマン 失われた王国』のあらすじ
アトランティスの王 アーサー
アーサー・カリーは異兄弟のオームとの対決に勝利し、海底国アトランティスの王となっていた。
数年後、妻のメラとの間に息子アーサーJrを授かり、誇らしげにかつての武勇伝を振り返っている。
アーサーはアトランティスの王として多忙な日々を過ごしていたが両親であるトムとアトランナが息子アーサーJrの面倒を見てくれており平穏な日々を送っていた。
ある時、アーサーは息子が家の水槽の魚たちとコミュニケーションをとっていることを目撃し自分と同じ能力を持っていることに驚くと同時に力が継承されていることに喜んでいた。
邪悪な力を手にしたブラックマンタ
ブラックマンタことデイビッド・ケインは海洋生物学者スティーブン・シン博士と共に南極で失われた王国を発見し、ブラック・トライデントと呼ばれる古代兵器を見つける。
この兵器に邪悪な力が宿っておりブラックマンタの復讐心見抜いた兵器は彼にアクアマンに対抗する力を与えた。
それから5ヶ月が経ち世界中の気温が急激に上昇していることがアトランティスの評議会で議題になった。
アーサーは世界的な気温上昇に対処するためにアトランティスが協力すべきだと提案するが、評議会は反対する。
同時に、ブラックマンタがブラック・トライデントを手にアトランティスを襲撃する。
アーサー、アトランナ、メラはブラックマンタと対峙するが、メラが攻撃を受けて重傷を負い、アーサーも気絶する。
この先は物語の結末やネタバレを含みますので閲覧には充分ご注意ください!!
弟オームを脱獄させるアーサー
アーサーはアトランナとネレウス王と協力して、気温上昇の原因がブラックマンタによるオリカルクムの燃焼であることを発見した。
アーサーはブラックマンタの居場所を突き止めるにはオームの力が必要だと主張し、アトランナとネレウスは反対するが、アーサーはオームを解放することを決断する。
アーサーは砂漠に閉じ込められているオームを脱獄させに行った。
アーサーとオームは海底の海賊の聖地でキング・フィッシュから情報を得て、ブラックマンタが南太平洋の休火山のジャングルの奥地にいることを突き止める。
一方、シン博士はブラックマンタはブラック・トライデントに宿る創造者コーダックスに憑りつかれており、コーダックスが復活すればアトランティスの崩壊が訪れるということを知ってしまう。
するとブラックマンタは死にたくないなら黙っていろとシン博士を脅したのだった。
ブラックマンタのアジトに乗り込むアーサーとオーム
アーサーとオームはジャングルの島にたどり着く。
その島ではオリカルクムの影響で動物や昆虫が巨大化していた。アーサーとオームは巨大な昆虫の群れに襲われながらも2人で協力してなんとかブラックマンタのアジトに辿りついた。
アジトでブラックマンタを探している2人はシン博士に遭遇する。
シン博士は抵抗せずブラックマンタに利用されただけだと言い、ブラック・トライデントの秘密を話し出した。
するとそこにブラックマンタの手下たちが現れ、アーサーとオームに襲いかかる。
ブラックマンタが現れ、アーサーとオームは戦いの中でブラック・トライデントに触れコーダックスの影響で動けなくなる。
ピンチに陥った彼らにネレウス王、アトランテ、そして復活したメラが駆けつけるが、ブラックマンタは逃げる。
アーサーとオームはブラック・トライデントに触れたことで、コーダックスに関する情報を得る。
コーダックスはアトランティスの初代国王アトラン王の弟で、ネクルス国の王となったが、ブラック・トライデントの力で国を堕落させ、戦争と封印を経て歴史から抹消された。
コーダックスの封印を解くにはアトラン王家の血が必要であり、アーサー達は息子のアーサーJrが狙われていることに気づく。
封印されたコーダックス復活
ブラックマンタはアーサーJrがいるトムの家を訪れるとトムに重傷を負わせアーサーJrを誘拐する。
駆けつけたアトランナがトムを手当てした。
心優しきシン博士は潜水艦の座標をバレないようにアーサー達に提供すると、アーサーは海洋生物を集結させブラックマンタの潜水艇を超音波攻撃で撃退する。
ブラックマンタはシン博士にアーサーJrを渡すよう命じるが、シン博士は爆弾の入ったバッグを差し出して時間を稼ごうとする。
そこにアーサー、オーム、メラが駆けつけ、ブラックマンタとの戦いが始まる。
しかし、オームがメラを守るためにブラック・トライデントに触れ、コーダックスに操られてしまう。
アーサーはオームを励まし、オームはコーダックスの支配からなんとか逃れることに成功。
アーサーがトライデントを用いてブラック・トライデントを破壊し、コーダックスを打倒する。
ネクルス国が崩壊し、裂け目に巻き込まれそうになるブラックマンタ。
アーサーが手を差し伸べて助けようとするが、ブラックマンタは手を振りほどき、裂け目に吸い込まれていく。
アーサーとオームは海洋生物ストームの助けを得て脱出することに成功する。
アトランティスの存在を公表するアクアマン
アーサーとメラは息子を救ったシン博士に感謝した。オームは死を装って自由の身となり、アーサー達と別れて海へ去っていったのだった。
アーサーは海底の王たちと共に国連総会に出席し、アトランティスの存在を公表して国連への加盟を表明した。
アーサーは統合された陸と海の協力で世界を守ることを呼びかける演説を行うと「私はアクアマンだ」と力強く宣言する。
一方、ニューヨークにいたオームはアーサーの勧めたチーズバーガーとビールを楽しんでいた。
そこにいたゴキブリをバーガーの中に入れ満足げに食べるのだった…
映画『アクアマン 失われた王国』の感想
前作のアクアマンよりさらにパワーアップした作品となって戻ってきた印象を受けた。
今作は前作はから比較するとメラの出演シーンが大幅に減ってアーサーとオームの共闘、兄弟愛という部分がメインに描かれている。
前作あれだけ敵対関係だった兄弟が一つの目的に向かって共闘し、さらにそこそこ息の合ったコンビで良かった。
2人の性格などは全く違うし、真逆ではあるのだが、脳筋の兄アーサーとインテリな弟オームのバランスが最高だった。
物語終盤でブラックトライデントを手にして反逆しそうになるもなんとか持ち堪えところも良かったし、アーサーがオームを最終的に戦死したという形で逃すのも兄弟愛を感じた部分だ。
兄弟愛というストーリー部分でもちろん面白いのだが、それ以上に海の中のアクションシーンもド派手で魅力的である。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』の監督を務めたジェームズ・ワンの作品なだけあって規模感はかなり壮大である。海の中ってだけで若干アバターを思い出したりもしたなぁ。
個人的に一番好きなシーンはゴキブリの一連の流れ。
ジャングルでアーサーがオームに人間界ではゴキブリを食べるって教えてその場で食べるのはかなり衝撃的だったけどエンドロールのおまけ映像でオームが地上でハンバーガー注文してそこにゴキブリ入れて食べてる伏線回収が面白すぎて好きだった。
そう考えると、この作品の1番の魅力はアーサーの陽気なキャラとバカ真面目なオームのキャラが上手く融合した時に出るコメディ部分なのかもしれない。
まとめ
今回は映画『アクアマン 失われた王国』をご紹介しました。
2024年1月12日に公開されたばかりのアクアマン最新作は1作目を超えるクオリティと迫力でした。
今作はラブアクション要素ではなく兄弟アクションとなっており兄弟愛や家族愛を感じられる作品となっております。
アクションだけでなくコメディタッチな部分も多いので初めて見る方でも気軽に楽しめるのでぜひ鑑賞してみてください!
最後までご覧いただきありがとうござます!
次回の記事でお会いしましょう!
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